連載第3回 未来に続くより良い暮らし
「理想の住まいを見つけるために。見学に行ってみよう!」

ご高齢者が理想の住まいを見つけるために大きな助けとなる、見学や体験入居。本シリーズ第3回となる今号ではお母様のために安心で快適な住まいをお探しのM様の見学体験をご紹介します。

センチュリーハウス武蔵浦和

ご入居者の普段の生活ぶりを見学したい!

 武蔵浦和を候補に選んだのは、私の自宅から埼京線に乗れば1時間もかからずに到着できるから。駅から周囲の環境を見ながらゆっくり歩いて10分、本日ご案内いただく生活相談員の石井さんとスタッフの方の笑顔のお出迎えを受けました。

 到着後、午前中のアクティビティが始まっているということで早速、要介護フロアのリビング・ダイニングにおうかがいしました。皆さまが熱心に取り組んでいたのが午後のおやつに食べる「スイカのジェラート」の仕込み。

 スタッフが適宜切り分けたスイカの種をのぞき、スプーンですくってボウルに入れます。石井さん曰く、入居者の皆さんのリハビリを兼ねながら、日常生活にメリハリをつけるイベントになるよう、スタッフも楽しみながら内容を考えているそうです。

気になる医療体制について

 見学の途中で偶然、往診されるドクターの様子を見ることができました。ご入居者の様子を看護師、訪問薬局、ケアスタッフに尋ねながら、ベッドサイドで診察を行っていました。必要に応じて訪問看護(医療保険による)も行われているそうです。また、在宅療養支援診療所との提携で24時間の看護体制も万全。最も気になる医療のバックアップが充分整っていることがわかり安心しました。

入居者の皆さまの本音をお聞きするチャンス

 次に場所を移し、お茶の時間を楽しんでいらっしゃるご入居者のお話をお聞きしました。ここではお元気でお話好きのご婦人の隣に座らせていただきました。

 「息子が介護に関わる仕事をしていて、ここを勧めてくれたの。空気も良いし、食事も栄養バランスが取れていて、体調も以前に比べて良くなったわ」。

 楽しそうにお話をしてくださる様子に母の姿を重ねました。

居室や浴室など設備をじっくり見学

 次に居室と浴室にご案内いただきました。見学した居室は18㎡でとても明るい印象。設備はエアコン、介護用ベッド、レースのカーテン、作りつけのクローゼットとトイレスペースがあります。レイアウトは自由、シンプルな部屋なので小さな家具であれば自宅から持ち込むこともできるそうです。

 続いて入浴スペースを見学。お身体の状態に応じた入浴スペースが用意されており、ケアプランに応じ、ケアスタッフのサポートを受けながら入浴されるそうです。

健康長寿をめざすために

 栄養バランスのとれた日替わりの昼食をいただいた後、1階のリハビリルームでエクササイズをされている方にお話しをお聞きしました。時間と負荷の強さを設定できるマシンを使って、足のリハビリをされているそうです。

 さて、14時半からはご入居者が楽しみにしていた「スイカのジェラート」のおやつタイム。午前中お手伝いしていた皆さんを前に、凍らせたスイカとアイスクリームをミキサーにかけて、なめらかなジェラートに仕上げていきます。明るくてテキパキとしたスタッフの仕切りで皆さんに笑顔が広がります。

 また、毎日16時からは「健康リハビリ体操」を行っているそうです。首や肩をまわしたり、足ぶみ運動をしたり、深呼吸をしたりと、無理なく体を動かすのと同時に、口腔ケアのために大声を出したり、歌も取り入れながら、最後に「ワッハッハッ」と笑って体操を終えました。

見学終了後
費用などについてご相談

 やはり気になるのは費用の問題。無理なく毎月の支払いができるか、また、今後の生活に関する疑問点など、じっくり長谷川支配人にご説明いただき、今日の見学を終えました。

 

今号はお母様のために高齢者向け住宅(介護型)を見学されたM様の例を紹介しました。本シリーズの監修者である吉村に、介護が必要な方が施設を選ぶ際のポイントをあげてもらいました。

入居する方の希望を明確にし、
現在の状況を正しく把握しましょう

 親のために介護型の高齢者向け住宅を探しているご家族に意外とありがちなのが、親の希望や意向、心身の状態を必ずしも正しく把握していないということです。特に離れて暮らしている場合、日々間近で見守ったり会話したりできないために、勝手な思い込みやイメージで判断しているケースも少なくありません。

 入居する方の希望はもとより、身体状況をしっかりと把握することが重要です。介助・介護の必要度はどの程度か、日常の生活動作はどうかなどを確認しましょう。高齢期には慢性疾患を抱える方も多くなるため、日常的に必要としている医療や現在の診療状況などについてもチェックします。ご本人が既に病院に入院している場合は病院側にも相談し、正確な状況を把握しておくことが必要です。

 

 

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