大震災、そのとき…
長谷工はどう動いたか。

浦安ブライトンホテル

長谷工グループ企業のひとつである浦安ブライトンホテル。
JR京葉線新浦安駅直結の東京ディズニーリゾート®パートナーホテルで、189室の客室と7つのレストラン・バー・ラウンジを擁しています。

非常時にこそ営業して、街を元気に

 3月11日、優雅な昼下がりのティータイムに地震の衝撃が走りました。すぐさま宿泊しているお客様の安全確保や避難誘導を行うとともに、ロビーの一角に対策本部が設置されました。さらに街で地震に遭い困難な状況にある人を支援するため、積極的に門戸を開放しました。東京ディズニーリゾート®から歩いて戻る帰宅困難者が多く、宴会場やロビー、回廊のスペースを開放して約150人を受け入れました。カレーライスの炊き出しを行い、毛布をお渡しして翌朝まで宿泊場所として提供。暗く寒い夜道を歩いてきた人々には、温かな食事と落ち着いて体を休める空間は、本当にありがたい心遣いだったことでしょう。

 さらに、数年前からホテル内で使う水をまかなうため設置していた井戸の水を、隣接するエルシティ新浦安などご希望のあった周辺の住民の方にもご利用いただきました。またホテルではこの井戸水を使い、浦安市の入浴支援に賛同する形で入浴サービスも実施しました。各客室にあるお風呂を使えるとあって、30分程度の入浴ですが利用者の皆さんは大喜び。1週間の間に713名の方が利用されました。

 「ここには水があり、食事があり、安全があります。ここに来れば安心できる。それがホテル本来の存在意義であり、防災拠点を含め公共施設としての役割を再認識する機会となりました。街がどんなに暗くても、ここが営業していることで街の人を元気づけることができるでしょう。まさに創業時からのコンセプト〝街のグランドホテル〟としての役割を果たすことができました。」と深澤総支配人は言います。

 震災後ほどなく、炊き出しやお風呂を利用した方々から、お礼のお手紙が寄せられました。なかでも東京ディズニーリゾート®の帰り道、両親とくたくたになって辿りつき、カレーライスを食べた小さな男の子からの手紙には「このホテルの皆さんのように心の広い大人になります」と書かれていて、スタッフ一同あたたかな思いに包まれました。

東関東支店

管理会社として、やるべきことを全力で

 長谷工コミュニティ東関東支店は海岸寄りの海浜幕張に位置し、震災当時は強い揺れに加え、一時は津波の危険性も指摘されました。直後に電話はほとんどつながらなくなり、そのため情報収集ができず、さらにマンションに出向いて状況確認をしようにも交通機関はほぼマヒ状態。何とか足を確保しながら、まず最初に行ったのが不具合や破損で居住者の皆さまの安全が損なわれないよう判断する建物点検です。何らかの被害が確認された場合は、補修のための専門チームを派遣。建物の安全性確保を最優先にした対応を実践しました。

 今後、管理組合が災害対策に向けてどう取り組むべきかについて高山支店長は「課題のひとつは情報の発信と周知の徹底です。掲示板の告知をもっとシンプルでわかりやすく、必要な情報をできるだけ速やかに居住者の皆さま全員で共有できるようにすること。加えて緊急連絡網の整備。それもウィークデーと土日を分けて対応を考え、それぞれにリーダー的役割を持つ人を決めておくなどの対応が求められます。
 また、自分のマンションは自分で守るという意識と自助努力も大切です。私たち管理会社はそのサポート役として、皆さまのご要望に的確にお応えすることで一緒に歩んでいきたいと考えています」とのことでした。

 

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